高齢者の睡眠状態を検出、見守り支援システム売れてます!
パラマウントベッド、「眠りSCAN」の需要急増
パラマウントベッドは、高齢者施設向け見守り支援システム「眠りSCAN(スキャン)」の生産を2018年度に17年度比2倍の1万6000台に引き上げる。同システムは09年度に発売。ロボットにも使うセンサーなどの次世代技術を盛り込んだ。要介護高齢者の増加と介護施設職員の人手不足で需要が急増。14年度までは年1000台規模だったが17年度は8000台に増えている。
眠りスキャンはベッドに設置したセンサーで、高齢者の睡眠状態や呼吸、心拍数などをリアルタイムで検出する。データは別室の職員に送られる。スマートフォンやパソコンの画面で施設内の全部屋の入居者状況が一覧表示できる。プライバシーの観点から職員は部屋になかなか立ち入りにくい。眠りスキャンで入居者の状況が分かれば次の対策が打ちやすくなる。
寝たきり老人は多くが夜間に体調が急変する。システムを使うと必要な部屋だけを回ることができ職員の負担が減る。眠りスキャンはシート状の商品。センサーなどは協力会社に委託している。
眠りスキャンはベッドに設置したセンサーで、高齢者の睡眠状態や呼吸、心拍数などをリアルタイムで検出する。データは別室の職員に送られる。スマートフォンやパソコンの画面で施設内の全部屋の入居者状況が一覧表示できる。プライバシーの観点から職員は部屋になかなか立ち入りにくい。眠りスキャンで入居者の状況が分かれば次の対策が打ちやすくなる。
寝たきり老人は多くが夜間に体調が急変する。システムを使うと必要な部屋だけを回ることができ職員の負担が減る。眠りスキャンはシート状の商品。センサーなどは協力会社に委託している。
日刊工業新聞2018年7月18日