新型「クラウン」の走りを支えるアイシンの製品群
トヨタ自動車が6月に全面改良した高級セダン「クラウン」向けに、アイシン精機の新製品群が相次ぎ採用された。路面状況に応じ減衰力を自動調整するショックアブソーバー(緩衝器)やドアハンドルなど。クラウンの走行性向上や車体の高剛性化などにつなげた。
新型アブソーバーは車両状態を推定するアルゴリズムや電子制御ユニット(ECU)を含めたシステムとして供給する。加速度センサーの情報をもとに走行状態を推定し、自動で減衰力を調整する。バルブ部分をKYBと共同開発し、減衰力の調整幅を拡大した。
車両外側のドアハンドルも受注。人間工学に基づいて厚みや形状を最適化し、握り心地を高めるとともに空力性能も向上させた。
一方、アイシン子会社のアイシン化工(愛知県豊田市)も鋼板を接合する新型接着剤がトヨタブランドの車に初採用された。
新型アブソーバーは車両状態を推定するアルゴリズムや電子制御ユニット(ECU)を含めたシステムとして供給する。加速度センサーの情報をもとに走行状態を推定し、自動で減衰力を調整する。バルブ部分をKYBと共同開発し、減衰力の調整幅を拡大した。
車両外側のドアハンドルも受注。人間工学に基づいて厚みや形状を最適化し、握り心地を高めるとともに空力性能も向上させた。
一方、アイシン子会社のアイシン化工(愛知県豊田市)も鋼板を接合する新型接着剤がトヨタブランドの車に初採用された。
日刊工業新聞2018年7月10日