環境配慮商品がすぐ見つかる、「楽天市場」に専用サイトが登場
楽天、国連のSDGsに本業で貢献
楽天は環境や社会に配慮して作られた商品を販売する専用サイトを電子商取引(EC)モール「楽天市場」に立ち上げた。消費者が配慮のある商品を見つけやすく、すぐに買える場を提供する。国連の2030年目標「持続可能な開発目標(SDGs)」でも、環境や社会に配慮した商品を選んで購入する「持続可能な消費」が求められており、楽天は本業のEC事業で目標達成に貢献する。
楽天のサイトは「EARTH MALL(アースモール)」。現在はプレオープン中で、生態系、生産者の人権、地域社会への配慮を示す「認証ラベル」の取得商品を扱っている。適切な森林管理の「FSC認証」の家具、生態系保護の「RSPO認証」の洗剤などを購入できる。
9月下旬以降に正式オープンすると、ラベルがなくても有識者が環境・社会への配慮を認めた店舗の商品も追加する。環境を保全しながら作った地域の特産品などを想定。記事を掲載し、消費者にも判断してもらえるようにする。
SDGsを推進する連携組織「OPEN2030PROJECT」が、買い物が持続可能な社会につながることを啓発しようとアースモールを企画した。楽天のサイトはSDGsに詳しい慶応義塾大学の蟹江憲史教授がアドバイザーに就任し、「未来を買える買い物」をテーマにした啓発動画も用意した。
資源を適切に管理しようと認証ラベルを取得する企業が増えている。エシカル(倫理的)消費やフェアトレード(公平取引)の概念が広がり、地域活性化につながる商品を選びたい消費者も増えている。
イオンや日本生活協同組合連合会など流通業界で認証ラベル付商品の取り扱いが広がっている。知名度の高い楽天市場にも専用サイトが開設され、持続可能な消費への関心が高まりそうだ。
楽天のサイトは「EARTH MALL(アースモール)」。現在はプレオープン中で、生態系、生産者の人権、地域社会への配慮を示す「認証ラベル」の取得商品を扱っている。適切な森林管理の「FSC認証」の家具、生態系保護の「RSPO認証」の洗剤などを購入できる。
9月下旬以降に正式オープンすると、ラベルがなくても有識者が環境・社会への配慮を認めた店舗の商品も追加する。環境を保全しながら作った地域の特産品などを想定。記事を掲載し、消費者にも判断してもらえるようにする。
SDGsを推進する連携組織「OPEN2030PROJECT」が、買い物が持続可能な社会につながることを啓発しようとアースモールを企画した。楽天のサイトはSDGsに詳しい慶応義塾大学の蟹江憲史教授がアドバイザーに就任し、「未来を買える買い物」をテーマにした啓発動画も用意した。
資源を適切に管理しようと認証ラベルを取得する企業が増えている。エシカル(倫理的)消費やフェアトレード(公平取引)の概念が広がり、地域活性化につながる商品を選びたい消費者も増えている。
イオンや日本生活協同組合連合会など流通業界で認証ラベル付商品の取り扱いが広がっている。知名度の高い楽天市場にも専用サイトが開設され、持続可能な消費への関心が高まりそうだ。
日刊工業新聞2018年7月3日