赤字のLINEモバイル、格安スマホ市場生き残りへ「リブランディング」
ソフトバンク回線の提供を開始
LINEモバイル(東京都新宿区、嘉戸彩乃社長)は2日、格安スマートフォンサービスについて、ソフトバンク回線を加えたと発表した。ユーザーは従来のNTTドコモ回線に加え、2回線から選択できる。料金体系は同じ。同社は3月にソフトバンク傘下入りした。嘉戸社長は「ある種の“リブランディング”だ」と力を込め、苦戦が続く格安スマホ事業で生き残りを図る。
LINEモバイルはNTTドコモの回線を使える仮想移動体通信事業者(MVNO)として2016年にサービス開始。データ容量を消費せずに「LINE」など特定のアプリケーション(応用ソフト)を利用できる「カウントフリー」が特徴。同社は2017年12月期決算で当期損益が33億円の赤字だったが、新プランで乗り換え需要を取り込み収益改善を目指す。
LINEモバイルはNTTドコモの回線を使える仮想移動体通信事業者(MVNO)として2016年にサービス開始。データ容量を消費せずに「LINE」など特定のアプリケーション(応用ソフト)を利用できる「カウントフリー」が特徴。同社は2017年12月期決算で当期損益が33億円の赤字だったが、新プランで乗り換え需要を取り込み収益改善を目指す。
日刊工業新聞2018年7月3日