減収傾向続くNTT東西、新社長が語ったこと

地域の課題をデジタル変革で解決

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会見する井上NTT東日本社長
 NTT東日本の井上福造社長とNTT西日本の小林充佳社長は28日、東京都内と大阪市内でそれぞれ就任記者会見を開いた。固定電話の音声通話収入減で減収傾向が続く中、地域の企業や自治体が抱える課題をデジタル変革で解決する高付加価値サービスで中期的な増収基調への転換を目指す意向を示した。

 具体的には、光回線プラスWi―Fi(ワイファイ)を軸としたIoT(モノのインターネット)ビジネス展開を強化する。農業、製造、流通など分野別ソリューションを構築し、地域のデジタル化を推進する。

 NTT東の井上社長は「いまだに電話や光回線の会社というイメージがあるが、地域とともに歩むICT(情報通信技術)ソリューション企業として認知されるようにしたい」と語った。

 NTT西の小林社長も中堅・中小企業向けの地域密着型ソリューションを強力に推進するとした上で、「自社通信ビル内の非常用蓄電池や発電機を外部にも活用してもらうことで地域社会の事業継続計画(BCP)ニーズにも応えていきたい」と述べた。
会見する小林NTT西日本社長

日刊工業新聞2018年6月29日

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葭本隆太
デジタルメディア局
ニュースイッチ編集長

両新社長の略歴は日刊工業新聞電子版(https://www.nikkan.co.jp/articles/view/00471466)でご覧下さい。

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