NOKが自動車向けフレキシブルプリント基板で大攻勢

海外拠点に120億円投資

  • 0
  • 0
自動車LEDライト用FPC
 NOKは電子部品事業で自動車向けフレキシブルプリント基板(FPC)を強化する。グループ会社でFPC事業を手がける日本メクトロン(東京都港区)と連携し、約120億円を投じてFPC関連の生産体制を増強する。2018年3月期に約500億円だった自動車向けFPCの売上高を4、5年後をめどに1000億円への倍増を目指す。

 日本メクトロンと部署横断的な組織を構成し、特にライトやスイッチ、バッテリーなど自動車用の中でもモジュールの分野で事業拡大を狙う。

 FPC関連では中国とベトナム、ハンガリーで生産体制を整備。中国とベトナムでFPCの母材を作る前工程、顧客仕様に合わせる後工程を一貫して行う拠点を設ける計画。ハンガリーではリチウムイオン電池の電圧監視用に使われるFPC向けに複数ある小工場を集約し、生産効率化を進める。

日刊工業新聞2018年6月28日

COMMENT

明豊
デジタルメディア局
局長

FPCはフィルムをベースとした薄く柔軟な回路基板で、スマートフォンやノートパソコンなどに使われる。スマホ用などは季節変動もあり、安定需要を見込める自動車関連に注力する。自動運転や電動化などでFPCの需要も高まるとみる。

関連する記事はこちら

特集