「土用の丑の日」の文化を守れ!

代替品も提案

 「土用の丑(うし)の日」を前に、環境に配慮した商品を提案する動きが目立っている。ウナギが絶滅危惧種の指定を受けている点を考慮し、持続可能な方法で調達したり、代用品を販売したりする。文化継承と環境保護の両立を図る狙いだ。

 イオンは18日、2023年までに取り扱うウナギを、稚魚の採捕から販売までの履歴を追跡できるものに切り替えると発表した。扱うのはニホンウナギとインドネシアウナギとし、絶滅危険性が高いとされるヨーロッパウナギなどは販売しない。
 
 インドネシアで、ウナギの漁業改善プロジェクト(FIP)を本格始動する。資金提供などを通じて持続可能な調達方法を探り、日本国内でのニホンウナギ管理への応用も目指す。三宅香執行役は「『ウナギはもう食べない方が良い』といった議論もあるが、文化を継承したい」と話す。
 
 らでぃっしゅぼーや(東京都新宿区)は18日、ウナギの代用商品として、サンマのかば焼きなどを発表した。藤巻啓二取締役は「スタミナが付く食べ物を提案する」と話した。土用の丑の日向けに大量のかば焼きが生産され、売れ残っている点に対しては「冷凍食品を販売することで賞味期限が長くなる」と述べた。

2018年6月19日

江上 佑美子

江上 佑美子
06月19日
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たまにウナギを食べる機会があると、テンションが上がります。しかし最近はそうしたことを口にすると、にらまれそうなムードです。絶滅危惧種の保護のためには「食べない」のも対策の一つだと思いますが、何とかそれ以外の方法を確立してほしいです。

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