EV蓄電池の電気は走行よりも自宅で消費される

積水化学工業、「VtoH」機能搭載の住宅を調査

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 積水化学工業が太陽光パネルと電気自動車(EV)の間で電気を融通できる「VtoH」機能を搭載した住宅を調査したところ、EVの蓄電池の電気が走行よりも自宅で多く消費されていることが分かった。太陽光パネルの電気を優先的に充電すると、自宅での消費量が走行よりも70%多かった。また、最大84%の電気を自給自足できた。

 積水化学が13日、調査結果を発表した。同社が販売した住宅で暮らす家庭から得られた64件の電力使用データを分析した。日中、太陽光パネルがつくり過ぎた余剰電力を駐車中のEVに充電し、夜間はEVから住宅へ送って家電などに使うVtoH機能を検証した。
                

日刊工業新聞2018年6月14日

COMMENT

松木喬
編集局第二産業部
編集委員

EVを所有する家庭の生データなので貴重と思います。電気代の安い夜間電力を優先的に充電すると、EVの蓄電池の電気は走行よりも自宅で2・3倍多く消費されていることも実証されました。さてこれらのデータから言えることは? (1)EVの蓄電池は走行用だけでなく「家庭の大型蓄電池」の役割もある。走行・家庭用の両方を兼ねるので、それだけEVの価値が高い。それとも(2)思ったよりも走行で使われていない。EVの利用頻度が少ない?

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