中国のIT見本市で繰り広げられる自動運転“猛レース”

「CESアジア」開幕、500社以上が出展

 【上海=杉本要】中国の家電・IT見本市「CESアジア」が13日、上海市で開幕した。米国で毎年開かれる世界最大級の家電・IT見本市「CES」のアジア版で、企業の規模や業界の垣根を越えて500社以上が出展。4回目の今回は特に自動車関連の出展が目立ち、自動運転や人工知能(AI)などの分野で新技術を競う。

 中国のネット検索大手、百度(バイドゥ)は自動運転プロジェクト「アポロ計画」に関して出展。韓国の現代自動車と連携し、屋外の特設スペースで自動バレー駐車のデモを実施している。

 アポロ計画は17年春に世界の自動車やIT大手50社以上と立ち上げたばかりだが、既に参画企業は100社以上に倍増。7月には限定空間で低速走行する自動運転車を量産化する予定だ。

 百度で自動運転車部門を率いる顧維灝ゼネラルマネージャーは「アポロ計画は現在、最もアクティブな自動運転プラットフォームだ」と語った。

 日本勢ではホンダが出展し、中国などのベンチャー企業との協業成果を発表。初出展の三菱電機は展示内容を自動車に絞り、運転支援や発光ダイオード(LED)を用いたヘッドランプ部品などを訴求する。シャープも鴻海精密工業グループの一員として「8Kテレビ」などを出品する。

日刊工業新聞2018年6月14日

日刊工業新聞 記者

日刊工業新聞 記者
06月14日
この記事のファシリテーター

CESアジアは3日間で4万人以上の参加が見込まれている。

この記事にコメントする

  

ファシリテーター紹介

記者・ファシリテーターへのメッセージ

この記事に関するご意見、ご感想
情報などをお寄せください。