アシックス、中国売上高1000億円の勝算

現地EC大手と連携し販売網拡充

 アシックスは、今後3年かけて中国でシューズを中心とした売上高を現状比3倍強に拡大する。中国の年間売上高で日本、米州、欧州に並ぶ1000億円規模を目指す。現地の大手電子商取引(EC)業者とも提携し、販売網を拡充する。現在、中国で約100カ所を構える直営店舗の販売と並行し、現地工場を活用し製造からオンライン販売まで一貫対応する。

 健康志向が高まる中国で、多様な消費者ニーズを取り込む。競技用のシューズ「アシックス」をはじめ、スポーツファッション向けシューズ「オニツカタイガー」などのブランドを展開していく。

 これまで中国では、大都市や臨海部を中心に直営店舗を構えていたのだが、大手EC業者の物流網を生かし、内陸都市まで幅広く消費者を獲得する。季節商戦などに合わせたプロモーションも展開する。

 同社は直営店舗を通じ、3次元足形計測機などを用いて個人に最適なシューズを提案する「テーラーメード」を得意とする。中国でもこのスタイルを強化。EC市場の拡大に合わせ、オンライン販売から、実店舗を通した個別アドバイスまで幅広く取り組む。

 中国で顧客基盤を拡大し、日本、米州、欧州、中国の4極体制の構築を図る。

日刊工業新聞2018年6月6日

斉藤 陽一

斉藤 陽一
06月08日
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 3年間で売上高3倍というのは強気な戦略と言えそうです。それだけ中国で消費者の健康志向が強まっているということなのでしょうか。

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