トランプ米大統領、石炭火力や原発の閉鎖阻止を指示

トランプ公式フェイスブックページより
 トランプ米大統領は石炭火力発電や原子力発電の減少は国家安全保障を危険にさらすとして、ペリー・エネルギー長官に発電所閉鎖を阻止する緊急措置を取るよう命じた。ホワイトハウスのサンダース報道官は「(石炭火力発電所や原子力発電所といった)燃料が確実な発電所が近い将来閉鎖されれば、米国のエネルギーミックスの重要な部分が減少し、電力供給網の回復力に影響を及ぼす」と指摘した。

2018年06月05日

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永里善彦

2017年6月、トランプ大統領は彼の唱える国益優先の観点からパリ協定の離脱を発表したが、いずれパリ協定に戻るのではないかとの観測があった。しかし、環境汚染を伴う石炭火力発電所の弊害を承知の上で、それらのリソース喪失を阻止すべきとのトランプ大統領の今回の命令は、あくまで国益を優先し、パリ協定に戻る気はないことを示唆している。

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