「本麒麟」出荷調整解除、9工場で増産体制整う

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本麒麟の国内全9工場での生産が可能となり、出荷の完全再開を決めた
 キリンビールは3月に発売した第三のビール「本麒麟」の生産体制が整い、6月から出荷調整を解除する。発売から引き合いが急増し、供給が追いつかない状況となり出荷を絞っていた。国内全9工場での生産が可能となり、出荷の完全再開を決めた。出荷調整の中でも、発売から2カ月で販売数量は年間目標の4割に当たる200万ケース(1ケースは大瓶20本換算)に達したもよう。本格出荷の再開で年間目標を大幅に上方修正することになりそうだ。

 本麒麟はビールに近いコクと飲みごたえが特徴。これを実現するため、ドイツ産ホップを使用するとともに、「キリン ラガー」ビールで培った長期低温熟成製法を採用している。

 発売当初から想定を上回る引き合いがあり、初月の販売数量だけで計画の1・5倍に達した。供給が追い付かなくなったため、以降出荷に制限をかけていた。

 当初は同社の北海道千歳、仙台、取手、名古屋、神戸、福岡の6工場で生産を開始。すぐに増産が必要となり、残る横浜、滋賀、岡山の各工場にも生産を広げる準備を進めていた。ここにきて体制が整い、制限の解除を決めた。

 本麒麟の売れ行きについて同社は「消費者のニーズをとらえたことは、リピート率の高さから分かる。過去10年で一番のヒット商品」(マーケティング部)と説明する。本麒麟の当初年間目標は510万ケースだが、これを上回るのはほぼ確実で、どの程度上振れするかは明らかにしていない。ただ、「今後3年かけて主力ブランドの一つに育成したい」(同)としている。

日刊工業新聞2018年6月1日

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職場の向かいのローソンには置いていませんでした。あれば買って飲んで、ここで感想を言えたのに。

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