ハイブリッド式ドローン、積載18kgで1時間飛行
石川エナジーが年内に発売へ
石川エナジーリサーチ(群馬県太田市、石川満社長)は、最大積載量が18キログラムで、1時間以上の長時間飛行ができるハイブリッド式飛行ロボット(ドローン)を開発、年末に発売する。農業や測量向けの一般的なドローンと比べて積載量は約2倍、飛行時間は同4倍の性能。大規模農場への農薬散布や、物流などでの利用を見込む。中規模農場向けの電動ドローンも5月に発売する考えで強固なボディー構造などを武器に拡販する。
ハイブリッド式ドローンは新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の援助を受けて開発した。空冷単気筒4サイクルのピストンエンジン(排気量350cc)を搭載して高出力を確保、無振動なため「振動による飛行阻害が生じない」(同社)。離陸重量は60キログラム、新開発の国産モーターやドライバーを採用、耐久性と信頼性に優れる。
農業や測量向けにドローンは利用され始めているが、積載量や飛行時間などに課題があった。
ハイブリッド式ドローンは新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の援助を受けて開発した。空冷単気筒4サイクルのピストンエンジン(排気量350cc)を搭載して高出力を確保、無振動なため「振動による飛行阻害が生じない」(同社)。離陸重量は60キログラム、新開発の国産モーターやドライバーを採用、耐久性と信頼性に優れる。
農業や測量向けにドローンは利用され始めているが、積載量や飛行時間などに課題があった。
日刊工業新聞2018年4月24日