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「SDGs」が社食も変える。パナソニックが国際認証の魚介類

「SDGs」が社食も変える。パナソニックが国際認証の魚介類

国際認証の魚介類を取り入れたメニュー

 パナソニックは22日、水産資源の持続性や管理などに配慮した水産物「サステナブルシーフード」を、社員食堂に導入したと発表した。水産加工業者などと連携し、関連する国際認証を取得した魚介類をメニューに取り入れた。国連の2030年目標「持続可能な開発目標(SDGs)」へ貢献する一環。まず本社など2拠点の食堂に導入し、20年までに全国約140事業所に広げる。

 同社によると、サステナブルシーフードの認証を取得した水産物を社員食堂に採用した例は、国内で初めて。漁獲に関わる海洋管理協議会(MSC)認証と、養殖場を審査する水産養殖管理協議会(ASC)の認証。水産資源の維持や水質汚染の削減、不当労働の排除などが求められる。
日刊工業新聞2018年3月23日
明豊
明豊 Ake Yutaka 取締役ブランドコミュニケーション担当
パナソニックの働きかけもあり、食堂サービスを手がけるエームサービス(東京都港区)と、水産加工業者のトーホーフードサービス(神戸市東灘区)がこれらの認証を取得したという。

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