ソニー、次期社長に吉田憲一郎氏 新中期経営計画スタート前に
新規事業には「事業を興すカルチャーを根付かせることが重要」
ソニーは2日、吉田憲一郎副社長兼最高財務責任者(CFO)が、4月1日付けで社長兼最高経営責任者(CEO)に昇格する人事を発表した。平井一夫社長兼CEOは、代表権のない会長に就任する。平井氏は2012年から続けてきた構造改革にめどをつけ、18年3月期は営業利益で過去最高を達成する見通しも立った。19年3月期からは新中期経営計画をスタートをさせることから、このタイミングでのトップ交代を決めた。新たな経営体制で、成長路線をより加速する。
吉田憲一郎氏(よしだ・けんいちろう)83年(昭58)東大経済卒、同年ソニー入社。01年ソニーコミュニケーションネットワーク(現ソネット)執行役員、05年社長。13年ソニー執行役、14年取締役、15年副社長。熊本県出身。58歳。
ソニーが、新しい商品を生み出す革新力を取り戻しつつある。その原動力となっているのが、新規事業創出プロジェクト「シード・アクセラレーション・プログラム(SAP)」だ。“既存領域外”をテーマに、機動力や柔軟性を生かし、すでに12のプロジェクトを市場に投入した。月内には玩具(がんぐ)「toio(トイオ)」を発売する予定。新分野でヒット商品を生み出せるか。
<「事業を興すカルチャーを根付かせることが重要」>
吉田憲一郎氏(よしだ・けんいちろう)83年(昭58)東大経済卒、同年ソニー入社。01年ソニーコミュニケーションネットワーク(現ソネット)執行役員、05年社長。13年ソニー執行役、14年取締役、15年副社長。熊本県出身。58歳。
ソニーの新規事業創出プロジェクトにも言及
ソニーが、新しい商品を生み出す革新力を取り戻しつつある。その原動力となっているのが、新規事業創出プロジェクト「シード・アクセラレーション・プログラム(SAP)」だ。“既存領域外”をテーマに、機動力や柔軟性を生かし、すでに12のプロジェクトを市場に投入した。月内には玩具(がんぐ)「toio(トイオ)」を発売する予定。新分野でヒット商品を生み出せるか。
<「事業を興すカルチャーを根付かせることが重要」>
日刊工業新聞2018年2月2日