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小学生がレゴ10万個で“渋谷の街”。実際の渋谷はいつ完成?

 「渋谷の街をレゴブロックでつくろう」―。東京都渋谷区や東京急行電鉄などが参画する渋谷駅前エリアマネジメント協議会は、約60人の小学生が参加してブロックによるジオラマづくりに取り組んだ(写真)。再開発工事が進められている渋谷の町並みを約10万個のブロックで再現した。

 参加した小学生は、渋谷のシンボル・ハチ公や車などを組み立てた。イベントは「変わりゆく姿に興味を持ってもらい、将来のまちづくりに参加してもらいたい」(協議会)との狙い。完成したジオラマは当面の間、渋谷ヒカリエ11階で展示する。

日刊工業新聞2018年1月30日



19年度に第一期、27年度には第二期


 ハロウィーン、新年のカウントダウンなどで盛り上がる若者の街「渋谷」でも大規模再開発が進む。東京急行電鉄、JR東日本、東京メトロが進める「渋谷スクランブルスクエア」では19年度に第一期(東棟)として高さ約230メートル、地上47階建ての超高層ビルが開業予定。

 27年度には第二期(中央棟・西棟)が開業予定で、合計7万平方メートルの大規模商業施設が渋谷に出現。渋谷駅周辺では道玄坂一丁目駅前地区、桜丘口地区でも再開発計画が進み、新たな“ハレ”の場となりそうだ。
イメージは東急電鉄などの資料より

日刊工業新聞2018年1月8日より抜粋

昆梓紗
昆梓紗 Kon Azusa デジタルメディア局DX編集部 記者
大規模開発が進む渋谷。小学生らが社会人になる頃にはだいぶ景色が変わっていそうです。

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