イオンがペット向け「ドクターカー」拡大へ。災害時に治療や搬送
避難時の「居場所」を確保
イオンペット(千葉県市川市、大島学社長)は、ペット向け「ドクターカー」を増やす。同社はイオンのグループ会社で、動物病院の運営やペット用品販売を手がける。現在は災害時や往診向けに、関東で計2台を所有しており、春をめどに、中京圏で1台配備する。ドクターカーの運用について、大学との共同研究なども視野に入れる。
イオンペットはルノー・ジャポン(横浜市西区)と共同で、ルノーの「カングー」を、医療用に改造したドクターカーを開発した。「小回りがきく車種のため、被災地に駆けつけやすい」(永井貴志イオン動物医療センター幕張新都心センター長)。酸素ボンベや医療機器、薬や約100リットルの水などを搭載し、災害時にケガをしたペットを搬送したり、治療したりできる。
平常時には往診や、病院間のペット輸送に活用する。イオングループが自治体と実施する避難訓練に出動し、災害時のペットの健康管理などの啓発活動にも利用している。
災害時に避難を余儀なくされたペットは普段と異なる環境で体調を崩したり、ストレスをためたりすることがある。避難所にはアレルギーを持つ人や動物嫌いの人もいるため、通常の避難所に同伴することは難しい。
イオンペットはルノー・ジャポン(横浜市西区)と共同で、ルノーの「カングー」を、医療用に改造したドクターカーを開発した。「小回りがきく車種のため、被災地に駆けつけやすい」(永井貴志イオン動物医療センター幕張新都心センター長)。酸素ボンベや医療機器、薬や約100リットルの水などを搭載し、災害時にケガをしたペットを搬送したり、治療したりできる。
平常時には往診や、病院間のペット輸送に活用する。イオングループが自治体と実施する避難訓練に出動し、災害時のペットの健康管理などの啓発活動にも利用している。
災害時に避難を余儀なくされたペットは普段と異なる環境で体調を崩したり、ストレスをためたりすることがある。避難所にはアレルギーを持つ人や動物嫌いの人もいるため、通常の避難所に同伴することは難しい。
日刊工業新聞2018年1月23日