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AIと3Dビジョンシステムの融合ソリューションで日本市場を開拓

 台湾のSOLOMON社は、昨年末に“AIと3Dビジョンシステムを融合したソリューション”を国際ロボット展(iREX)に出展し、大きな反響を呼んだことをうけ、日本での業務提携パートナーの募集を強化する。日本のロボット代理店、システムインテグレーターおよび各産業の販売代理店とともに市場展開を目指していく。

 SOLOMON社の3Dビジョンシステムは、人工知能のディープラーニングにより、産業用ロボットをさらにインテリジェントかつ使いやすくする。董事長の陳政隆氏は、「ロボットのベストパートナーになるために、特に知能ロボット産業技術が進んだ日本市場に注力したい。日本産業界、プロジェクトの業務提携を歓迎している」と表明する。

 17日から東京ビッグサイトで開催されるスマート工場EXPOでは、独自開発のソフトウェアとハードウェアを活用し、スマートビジョンによるスポーツシューズの瑕疵検査を紹介。

 また、自動車産業に向けたエンジンボンネットの接着剤塗布のアプリケーションを展示する。SOLOMONの3Dビジョンのガイドにより、ロボットは設定された経路に従い作業を完成。ワークの方位がずれても、ビジョンシステムは精確に判断し、ロボットのスタート位置を自動的に調整する。このアプリケーションは、すでに台湾の日系自動車メーカーに採用されている。
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松井里奈
松井里奈 Matsui Rina 総合事業局イベント事業部 副部長
昨年末に開催された国際ロボット展でも海外来場者数は大きくのびており、日本のロボット市場への海外からの注目度は高いようだ。

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