食事するだけ!鉄や亜鉛が溶け出し成分摂取できる箸
新潟の住幸が開発、新会社を設立検討
【新潟】住幸(新潟市東区、坂井輝幸社長、025・278・7803)は、亜鉛や鉄分を付着させた箸を開発した。調味料に箸を浸すとこれらの成分が徐々に溶出し、食事しながら手軽に摂取できる。今後、ドラッグストアでの販売に向けて開発と製造の提携先を探索し、健康補助につながる商品として早期実用化を目指す。
箸の先端5センチメートル部分の表面を凹凸状とし、木製と樹脂製の場合は塗装工程の最終段階で箔(はく)状にして巻き付けるか、微粒子状にして亜鉛や鉄を付着させる。付着量は1膳につき約2グラム。
食酢やしょうゆなどの調味料に箸の先端部を浸すと亜鉛や鉄が徐々に溶出する。県都食品環境分析センター(新潟市東区)と長岡技術科学大学に依頼した測定の結果では、亜鉛の場合、1日3回の食事で5ミリグラム程度の摂取が見込めるという。
同社は商品化に向けて、ソフトウエア開発などを手がけるサイプラス(同)とともに、新会社を設立することを検討する。提携先となる箸メーカーも探索する。
箸の先端5センチメートル部分の表面を凹凸状とし、木製と樹脂製の場合は塗装工程の最終段階で箔(はく)状にして巻き付けるか、微粒子状にして亜鉛や鉄を付着させる。付着量は1膳につき約2グラム。
食酢やしょうゆなどの調味料に箸の先端部を浸すと亜鉛や鉄が徐々に溶出する。県都食品環境分析センター(新潟市東区)と長岡技術科学大学に依頼した測定の結果では、亜鉛の場合、1日3回の食事で5ミリグラム程度の摂取が見込めるという。
同社は商品化に向けて、ソフトウエア開発などを手がけるサイプラス(同)とともに、新会社を設立することを検討する。提携先となる箸メーカーも探索する。
日刊工業新聞2018年1月10日