社長が選ぶ今年の社長、初めてトップ10入りした4人とは?
マクドナルドのカサノバ社長は女性として初
産業能率大学が6日発表した「社長が選ぶ今年の社長2017」によると、ソフトバンクグループの孫正義社長が2年連続で1位を獲得した。2位も2年連続でトヨタ自動車の豊田章男社長。ソニーの平井一夫社長が3位となり、2年ぶりにトップ10入りを果たした。
孫氏は08年の調査開始以来、6回目のトップとなった。人工知能(AI)やIoT(モノのインターネット)を手がける世界のITベンチャーに投資する大型ファンドの設立表明など、先見性や新分野への挑戦が評価された。
2位の豊田氏は「安定した経営戦略や未来を見越した投資」「電気自動車(EV)による連携を打ち出した英断」といった安定感に加え、自社の技術にとらわれない柔軟な経営姿勢を評価する声が多かった。3位の平井氏は20年ぶりの過去最高益や新製品を積極的に開発している点などが評価された。
初のトップ10入りは4人。このうち、新型ゲーム機の販売が好調な任天堂社長の君島達己氏が6位に入った。日本マクドナルドホールディングス(HD)社長のサラ・カサノバ氏が8位に入り、女性経営者として初めてトップ10入りした。メルカリ社長の小泉文明氏、サイバーエージェント社長の藤田晋氏が10位となった。
調査は11月17―27日にインターネットを通じて従業員10人以上の企業経営者600人を対象に実施。389の有効回答を得た。
孫氏は08年の調査開始以来、6回目のトップとなった。人工知能(AI)やIoT(モノのインターネット)を手がける世界のITベンチャーに投資する大型ファンドの設立表明など、先見性や新分野への挑戦が評価された。
2位の豊田氏は「安定した経営戦略や未来を見越した投資」「電気自動車(EV)による連携を打ち出した英断」といった安定感に加え、自社の技術にとらわれない柔軟な経営姿勢を評価する声が多かった。3位の平井氏は20年ぶりの過去最高益や新製品を積極的に開発している点などが評価された。
初のトップ10入りは4人。このうち、新型ゲーム機の販売が好調な任天堂社長の君島達己氏が6位に入った。日本マクドナルドホールディングス(HD)社長のサラ・カサノバ氏が8位に入り、女性経営者として初めてトップ10入りした。メルカリ社長の小泉文明氏、サイバーエージェント社長の藤田晋氏が10位となった。
調査は11月17―27日にインターネットを通じて従業員10人以上の企業経営者600人を対象に実施。389の有効回答を得た。
日刊工業新聞2017年12月7日