日本電産のカリスマ経営者、75歳までに社長職退任
永守氏が会長専任時期に言及「いずれCEOを渡していかないと」
日本電産の永守重信会長兼社長(73)は京都学園大学での講演後に開いた記者会見で、数年内に社長職を退任し、会長に専念する考えを示した。「来年になるか再来年になるか。(2019年の)75歳までにはやりたい」と話した。18年度から大学経営にも携わり多忙を極める中、日本電産の経営を段階的に後継者に譲る。
永守会長は「(社長兼務が取れると)多忙さはだいぶ違う。その彼(後継者)にいずれCEO(最高経営責任者)を渡していかないといけない」と述べた。一方で、「当社は実績主義。人事は最後まで分からない」と、後継者や時期の明言は避けた。
永守会長は18年3月に、京都学園大を運営する学校法人の理事長に就任する予定。
永守会長は「(社長兼務が取れると)多忙さはだいぶ違う。その彼(後継者)にいずれCEO(最高経営責任者)を渡していかないといけない」と述べた。一方で、「当社は実績主義。人事は最後まで分からない」と、後継者や時期の明言は避けた。
永守会長は18年3月に、京都学園大を運営する学校法人の理事長に就任する予定。
日刊工業新聞2017年11月27日