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ルンバ、アマゾンエコーを通して日本語で指示を出せるように

ルンバ、アマゾンエコーを通して日本語で指示を出せるように

ルンバがAIスピーカーに対応

 アイロボットジャパン(東京都新宿区、挽野元社長、03・5227・2250)は、国内展開するロボット掃除機「ルンバ」と米アマゾン・ドット・コムが提供する人工知能(AI)スピーカー「アマゾンエコー」を対応させ、サポートを開始した。エコーを介して日本語の音声でルンバを操作できる。エコーの出荷開始から提供する。

 Wi―Fi(ワイファイ)に対応するルンバがエコーと連携できる。ルンバは米国内ではエコーと英語で連携していた。エコーの日本語版が発売されることから、日本語でも連携することにした。清掃の開始や停止、再開、ホームベース(充電器)に戻る、といった指示を音声で出せる。

 エコーはアマゾンの音声認識技術「アレクサ」を活用したスピーカー。アレクサはクラウド型のシステム。エコーに音声で話しかけると音楽の再生、ニュースの読み上げ、アラームのセットなどができるようになる。
日刊工業新聞2017年11月15日
昆梓紗
昆梓紗 Kon Azusa デジタルメディア局DX編集部 記者
いままでは「iRobot HOME アプリ」でルンバを操作できましたが、室内ではエコーが活躍しそうです。今使っているルンバがそのまま使える点も良いですね。

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