洛星高校の階段掃除ロボット「のぼルンバ」がグランプリに!

TEPIAが第1回を開催。準グランプリ賞は中学生も入賞

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グランプリ賞に輝いた洛星高校ロボット同好会の階段掃除ロボット「のぼルンバ」
 高度技術社会推進協会(TEPIA)は13日、TEPIA先端技術館(東京都港区)で「第1回TEPIAロボットグランプリ2016」を開催した。グランプリ賞に輝いたのは、洛星高校ロボット同好会の階段掃除ロボット「のぼルンバ」、準グランプリ賞は中学生で唯一選ばれた追手門学院大手前中高校ロボットサイエンス部の木登り枝打ちロボット「Otemon Wood Cutter Robot」、特別賞は三田国際学園高校の曲面移動に挑戦したロボット「inanimate object~無生物~」だった。

 このほか、神戸市立科学技術高校機械工作部の「のぼるん」がTHK賞、京都府立桃山高校グローバルサイエンス部の「m-Snaker」がロボコンマガジン賞を獲得した。

 「上下に移動するロボットを開発せよ」というテーマのもと、中高生が自ら問題提起し、その課題を解決するロボットを設計、製作するコンテスト。採択された全国10チームが独自のアイデアを競い合った。審査委員長は千葉工業大学未来ロボット技術研究センター所長の古田貴之氏が務めた。

 グランプリ賞の選定理由について古田氏は「センシング、メカ、コンピューティングなどロボットとしての機能はもちろん、解決したい問題に真剣に取り組んだ。階段掃除ロボは、もっと研究を進めれば実用化するのではないか。完成度は高い」と説明した。

 また、学生からは「いろいろな階段を上り下りできるようにしたい。買って頂けますか」「時間がなくて、テスト勉強をサボり気味で取り組んだ」「試作を繰り返し、ぎりぎりでちゃんと動いて良かった」など喜びの声があがった。

(洛星高校ロボット同好会のメンバーと審査委員長を務めた古田貴之氏<右>)

日刊工業新聞電子版2016年11月13日

COMMENT

宮里秀司
編集局経済部
編集委員

今回は「上下に移動するロボットを開発せよ」というテーマが設定されていました。こうした課題解決型のコンテストは、実用化に役立つはずです。

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