「おにぎりにストレスを与えない」コンビニおにぎりのおいしさを支える機械たち

おにぎり自動成形機、おにぎりのり自動包装機

 市川工業(川崎市幸区、市川剛社長、044・522・0431)のおにぎり自動成形機「RB―SSS」が好調だ。2016年9月に発売し、大手コンビニエンスストアの食品工場などで数十台が稼働する。さらに台湾の工場にも10台程度の納入が決まっている。生産能力は1時間3000個。

 おにぎりは、シート状にした米飯に具材を入れ、たたむ。その後、5方向から成形する。特徴は「おにぎりにストレスを与えないため、食感が良い」(市川社長)という。装置は幅約4000ミリ×高さ約2000ミリ×奥行き約1200ミリメートルと大型だが、電気制御ではなくカム機構を採用。「長持ちする。故障した部分だけ交換することも可能」と話す。

 同社は、コンビニやスーパーなどのおにぎりを自動で成形する機械を製造する。卓上用の小型機も手がける。
(横浜)

日刊工業新聞2017年11月14日



おにぎりのり自動包装機も革新進む


 ザ鈴木(大阪府守口市、鈴木栄一社長、06・6997・0017)が開発したおにぎりのり自動包装機「SPK―2000FS」がのり包装の生産性向上に一役買っている。操作パネルの性能を高め、投入から1分間で130枚分を自動的に切断し包装する。多軸制御機能や内蔵カメラの検知機能で、製品のロス率も従来の約3%から1%に低減した。

 包装機は幅4330ミリ×高さ2000ミリ×奥行き990ミリメートル。消費税抜きの価格は1台約4000万円。コンビニエンスストアなどで異なる包装形態にも対応するほか、のりの蛇行修正機能も搭載し、作業者の負担を軽減した。従来の5人から2、3人体制での管理が可能だ。3月に発売以降、のり加工会社向けを中心に5台を販売。鈴木社長は「2018年9月までにさらに12、13台を販売したい」と意気込む。

 同社は76年に四方包装機を開発して以降、三角おにぎり包装用シートの製造装置を展開し改良に努めている。
おにぎりのり自動包装機「SPK―2000FS」

日刊工業新聞2017年11月14日

日刊工業新聞2017年7月17日

昆 梓紗

昆 梓紗
11月14日
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コンビニおにぎりは年々おいしくなっていますね。冷たいままでもふんわりしていて美味しい、というところに「ストレスを与えない」ということが生きているのでしょうか。

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