新型アウディ「A8」のナビを守るカバーガラスは日本製
旭硝子が3次元曲面加工
旭硝子は独アウディが近く発売を予定する高級乗用車「A8」の新型車に車載ディスプレー用カバーガラスが採用された。二つの車載ディスプレーのうち上部にあるナビゲーション情報などを表示する10・1インチの大型ディスプレーに、曲面カバーガラスが使われた。曲面カバーガラスが量産車に搭載されるのは業界初。旭硝子独自の3次元曲面加工技術を使った滑らかな形状、素材から加工まで一貫生産する高い品質が評価された。
下部のシステム操作用ディスプレーには平面カバーガラスが使われた。ディスプレーへの映り込みを抑え、操作時の指紋をつきにくくする光学成膜工程も採用につながった。
旭硝子の日本拠点で製造し、ディスプレーメーカーなどに順次供給を始める。
下部のシステム操作用ディスプレーには平面カバーガラスが使われた。ディスプレーへの映り込みを抑え、操作時の指紋をつきにくくする光学成膜工程も採用につながった。
旭硝子の日本拠点で製造し、ディスプレーメーカーなどに順次供給を始める。
日刊工業新聞2017年9月15日