自分の好みのカップヌードルが作れる博物館、子どもたちに発明のヒント伝える

カップヌードルミュージアム横浜はなぜ人気なのか

小麦粉の状態からの手作り体験ができる「チキンラーメンファクトリー」

誰もが一度は食べたことがあるカップ麺「カップヌードル」―。カップヌードルの生みの親である日清食品創業者の安藤百福氏は、NHK朝の連続テレビ小説のモデルにもなった。2011年に横浜みなとみらいで開設された「カップヌードルミュージアム横浜」は、展示や製作体験でカップヌードルについて学ぶことができる。 「インスタントラーメン ヒストリーキューブ」は、同社の「チキンラーメン」から始まるインスタントラーメンのラインアップを3000点超のパッケージで展示している。 CGアニメーションで安藤氏の生涯と創造的思考のキーワードを「百福シアター」として紹介。イラストなどを交えて子どもにもわかりやすく解説するパノラマ展示「安藤百福ヒストリー」もある。 「子どもたちに発明のヒントを伝えたい」という安藤氏の思いを基に、カップヌードル関連の展示だけにとどまらない。「クリエイティブシンキング ボックス」などは発見やひらめきのヒントを与える展示が特徴だ。 世界初のインスタントラーメンであるチキンラーメンを開発した小屋を再現した「百福の研究小屋」は、研究道具など細部までこだわる。「特別な道具が無くても発明や発見ができる」というメッセージを発信している。 ミュージアムには小学校の修学旅行生や高齢者の団体客、家族連れなど幅広い層の人々が集まる。平日は約3000人、休日は約5000人が訪れ、毎年100万人以上が来館している。近年では海外からの観光客も増加している。 そうした来館者に人気なのが「マイカップヌードルファクトリー」と、「チキンラーメンファクトリー」。マイカップヌードルファクトリーではカップを自分でデザインし、スープや具材を選べる。一方、チキンラーメンファクトリーは、小麦粉の状態からの手作り体験ができる。 今後も開港以来、さまざまな文化が伝わってきた横浜からカップヌードルの魅力を世界に発信していく。

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