竹中さん肝いりイノベーション指数、中国15位・韓国29位・日本…

東洋大が開発、日本は32位

2018年の日中韓ビジネスサミット(3国の首脳)

 東洋大学が技術革新や国際化の進展などを国別にまとめた「グローバル・イノベーション・インデックス」を開発し、世界60カ国のランキングを公表した。1位はシンガポール、2位はルクセンブルク、3位がスイスとなった半面、日本は人的資源や国際化の項目でスコアが伸びず、32位にとどまった。同大学では、この調査結果を国の政策立案の一助にしてもらいたいとしている。  独自に選定した58指標のうち、53指標以上のデータを収集できた60カ国を偏差値でスコア化した。また、58指標を「国際調和」「市場動向」「技術革新」「人間力」「関連政策」に5分し、「強みや弱みがどこなのかを明確にして、政策提言に結びつけられるようにした」(竹中平蔵教授)という。特に、学生の起業意向や25歳以上の高等教育参加率、女性就業者比率など「人間力」に19指標を割いた。  日本は「技術革新」で3位につけたものの、「人間力」が57位に沈み、偏差値のスコアで50を下回った。若年人口の少なさや女性の社会進出の遅れ、英語力の低さなどが響いた。アジアではシンガポールに加え、中国、韓国、マレーシアよりも低位だった。この結果を受け、「多様な働き方を認め、構造的な不平等がないような社会にするべきだ」(同)といった方向で提言をまとめていく。

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