トヨタが鉄道輸送再開、東北本線が全面復旧で

日立建機も稼働を検討

トヨタは鉄道へのモーダルシフトを進めている

 トヨタ自動車は29日にJR東北本線が全面再開したことを受け、中部―東北間の自動車部品の輸送をトラックから鉄道貨物へ徐々に戻していく。台風19号の影響で東北本線が一部不通となりトラック輸送に切り替えていた。また日立建機は茨城県の2工場で停止している一部生産ラインについて、11月5日の週から生産再開するかの検討に入った。被災したサプライヤーから供給されない部品を自社の海外工場から調達するなどして対応する。ただトヨタ、日立建機とも全面的な正常化の時期は明らかでない。  トヨタは、トヨタ自動車東日本(宮城県大衡村)の岩手工場(岩手県金ケ崎町)向けに、通常は中部から鉄道貨物で部品を輸送してきたが、東北本線の一部不通でトラック輸送に切り替えていた。これを徐々に鉄道貨物輸送に戻す。  日立建機は、土浦工場(茨城県土浦市)と龍ケ崎工場(同龍ケ崎市)で23日から停止した一部生産ラインの再開を検討している。長野県にあるサプライヤーの被災で調達できなくなった油圧ショベル部品「油圧バルブ」を海外工場から取り寄せるなどして対応する予定。28日には土浦工場に中国の工場から部品が届いた。だが全面再開のめどは立っておらず、引き続き長野のサプライヤーへの復旧要員の派遣や代替品の検討などを行っていく。

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