放送大が単位なしチャンネル、その狙いは?

テレビ放送をBSデジタルで2チャンネルに再編

 放送大学学園は10月からテレビ放送をBSデジタルで2チャンネルに再編し、放送大学で単位取得を前提としない社会人向けプログラムを始めた。データサイエンス、人工知能(AI)など社会ニーズの高い高度な教養番組を放送。将来は資格の認定と連動させ、企業人などの学び直しで積極的に活用される仕組みを構築する。  放送大の従来の学びは、学位につながる単位認定を前提としている。テレビではBSデジタルのチャンネル「BSキャンパスon」で普遍的な教養教育を、計6コースで実施している。  これに対して新設の「BSキャンパスex」は単位がなく、高度な教養番組を短期間で提供する。具体的には「サイバーセキュリティー」「トランプ政権と中東」「明治150年」などの番組を始めた。科学技術振興機構(JST)などと連携した最先端科学技術の紹介も手がける。    BSキャンパスexでは業界団体と連携し、受講修了者に資格を出すモデルで有料化を検討している。小中高で義務化されるプログラミング教育に備えた教員向けなどが候補となっている。  また現在、独自プログラムの放映がない時間帯は、従来型のBSキャンパスonの抜粋を放送。これをきっかけに、放送大の学部・大学院への社会人入学が増えることも期待している。

続きを読む

関連する記事はこちら

特集