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「海洋生分解性プラスチック」 かいようせいぶんかいせいぷらすちっく
微生物の働きによって二酸化炭素や水に分解されるプラスチックを「生分解性プラスチック」と呼ぶが、そのうち、海中に生息する微生物でも分解できるもののこと。現在、流通している生分解性プラスチックは、土壌やコンポスト内での分解を前提とした素材がほとんどのため、海洋に流出した場合、分解されずに残ってしまう。世界中でプラスチックごみによる海洋汚染が問題視されていることから、国内外で実用化に向けた技術開発が進められている。