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半導体装置販売高が8カ月ぶりプラス、二つの追い風

日本半導体製造装置協会(SEAJ)がまとめた日本製半導体製造装置の1月の販売高(速報値、2023年11―24年1月の3カ月移動平均ベース、輸出含む)は前年同月比5・2%増の3155億1200万円で、23年5月以来8カ月ぶりのプラスだった。中国での半導体投資の拡大や生成人工知能(AI)関連需要の増加が販売を押し上げた。

世界の半導体投資が回復途上な中、例外なのが中国。米国などの先端半導体の輸出規制に対応するため、非先端分野の生産能力を強化してきた。日本からの半導体装置輸出も増加。日本の半導体装置メーカー大手の一部では、中国向け売上高比率が23年10―12月に4割に達した。足元では記憶用メモリーの一種であるDRAMにも投資が拡大し、装置の販売は活況を維持している。

生成AI関連向けも追い風だ。加工や検査など後工程向けの装置を中心に影響が顕在化し始めている。


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日刊工業新聞 2024年2月27日

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