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トヨタが世界生産3億台の大台突破、豊田会長・佐藤社長が語ったこと

トヨタ自動車は6日、世界生産の累計台数が9月に3億台を突破したと発表した。1935年にトヨタの前身である豊田自動織機製作所(現豊田自動織機)の自動車部門が、1号車目となる「G1型トラック」を生産して以来、88年2カ月で大台を達成した。

9月末時点での国内生産は累計1億8052万台、海外は同1億1960万台となっている。最も生産台数の多い車種は大衆車として生まれ、その後多様なシリーズが展開されている「カローラ」だった。

豊田章男会長は「先人たちが積み重ねてきた仕事の証が3億台という数字の意味。失敗と挑戦を繰り返しながら、何台もの0号車をつくり続けた創業メンバーの苦労の上に今のトヨタがある」と述べた。

佐藤恒治社長は「部品の企画・設計から生産、輸送、販売・サービス、それらを支えるすべての仕事まで、会社を越えた多くの仲間のご尽力があってこその結果だ」とコメントした。


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日刊工業新聞 2023年11月7日

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