ニュースイッチ

話した言葉を訳して表示、透明ディスプレーを活用した多言語サービスの翻訳力

話した言葉を訳して表示、透明ディスプレーを活用した多言語サービスの翻訳力

「ボイスビズ ユーシーディスプレー」の活用イメージ

凸版印刷は、同社の音声翻訳サービス「VoiceBiz(ボイスビズ)」を活用し、受付対応者と相談者の間に設置された透明ディスプレー上に話した言葉の翻訳結果を表示するサービス「VoiceBiz UCDisplay(ユーシーディスプレー)」を開発した。3月上旬まで交通機関や観光施設など複数の施設で実証実験を行い、6月からの販売を予定する。価格は未定。多言語サービス全体で、2025年度までに約10億円の売り上げを目指す。

情報通信研究機構(NICT)が開発した国産翻訳エンジンを活用し、15言語に対応する。海外製の翻訳エンジンは英語を介して翻訳する仕組みをとるが、NICTの翻訳エンジンは英語を介さないため、日本語に強く、翻訳精度も高い。自治体などの窓口業務に多用される専門用語のほか、導入先が独自に固有名詞を登録することも可能。

指向性マイクにより、受付側からの音声は日本語、相談者側からの音声は外国語と認識する。そのため文章ごとに翻訳開始/終了ボタンの操作を行う必要がない。翻訳結果は対面相手の顔付近に字幕として映し出される。

日刊工業新聞 2023年02月08日

編集部のおすすめ