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ローカル5Gで会議を進化させる、東京建物など検証

ローカル5Gで会議を進化させる、東京建物など検証

地域限定ローカル5Gを使った会議の実証実験

東京建物とNTT東日本は“ニューノーマル(新常態)な働き方”の実現を視野に、第5世代通信(5G)を地域限定で用いるローカル5Gを使って会議を開く実証実験を始めた。リモート参加の相手とも対面に近い感覚で会話ができる会議や、メタバース(仮想空間)上に構築したオフィス環境での会議を検証する。

実証実験を通し、東京建物は会議の有効性や効果を測定。NTT東はローカル5Gをはじめとするネットワーク品質を確認する。結果を踏まえ、東京建物は所有するビルにサービスとして実装することを検討。バーチャルとリアルの融合による生産性の向上や、高い付加価値を持つオフィスの供給につなげる。

実証実験はNTT中央研修センタ(東京都調布市)の「ローカル5Gオープンラボ」で7月末まで行う予定。

日刊工業新聞2022年6月10日

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