トヨタ合弁新工場で手がける初のマツダ車「CX-50」の全容
マツダは、北米法人が現地で投入するクロスオーバースポーツ多目的車(SUV)「CX―50」を公開した。米アラバマ州に建設したトヨタ自動車との合弁新工場で手がける初のマツダ車となる。2022年1月に生産を始める。マツダはCX―50を重要市場の一つである米国での事業を支える基幹車種として位置付け、米国を中心とした顧客ニーズに応える。
CX―50は、4輪駆動でオフロードでも安心して走行できる最低地上高を確保したという。エンジン排気量は2500ccで、ターボチャージャー(過給器)付きの仕様も用意する。数年内にハイブリッド車(HV)を追加する予定。発売時期、価格や詳細なサイズ、仕様などは今後公表する。米国、カナダで販売する。メキシコでの投入は検討中だ。
アラバマ工場は各社年15万台の生産能力があり、マツダは当面はCX―50のみを生産。
日刊工業新聞2021年11月17日