マツダが「CX-5」大幅改良、その性能とは?
マツダは、スポーツ多目的車(SUV)「CX―5=写真」を大幅改良して12月上旬に発売する。フロントフェイス、フロントグリルの意匠に大幅な変更を加えた。性能面では長時間運転しても疲労感の少ない運動性能を目指し、快適性、静粛性を向上させた。消費者の嗜好・ライフスタイルに合わせて三つのモデルを用意し、幅広い需要を取り込む。価格は現行モデルと同程度で、267万8500円―407万5500円(消費税込み)。販売目標台数は非公表。
日常もアウトドアライフも楽しむ人、運転を楽しむスポーティーな人、上質で洗練されたものを嗜好する人それぞれに向け三つのモデルを揃える。
手元のスイッチ操作で、スポーツやオフロードモードが切り替えられるシステムを採用した。荷室はフロアボードを上段に設置し、リア開口部の下端と同じ高さにした。これにより荷物の出し入れを楽にするなど、使い勝手を高めた。
日刊工業新聞2021年11月10日