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ヤマザキマザック美術館が新企画展

ヤマザキマザック美術館が新企画展

動植物で四季を表現した作品の数々

ヤマザキマザック美術館(名古屋市東区)は、企画展「四季折々の情景 美術館に息づく小さな自然たち」を始めた。20―40代の9組(10人)の現代作家を取り上げ、動植物により日本の四季を表現する陶芸やガラス工芸、木彫、絵画を紹介する。開催は2022年2月27日まで。

小林一茶や松尾芭蕉、正岡子規らの著名な俳句が描く情景に合わせて作品を配置した。微細な陶芸パーツで幻想的な木の実や花のオブジェを作る稲崎栄利子氏、四季の草木花をガラスの器や玉(トンボ玉)に表現する川北友果氏、昆虫や小動物を木彫りする本多絵美子氏らの計127点を紹介する。同美術館所蔵のアール・ヌーボーのガラスや家具も同時に展示する。

日刊工業新聞2021年11月2日

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