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苦戦する飲食店が注目、フードトラック問い合わせ急増。初期投資抑えたプランも

苦戦する飲食店が注目、フードトラック問い合わせ急増。初期投資抑えたプランも

都内のマンション敷地内で営業する「おうちでTLUNCH」

新型コロナウイルス感染症で外食産業が苦戦する中、フードトラック開業・運営支援を行うMellow(メロウ、東京都千代田区)の開業説明会への問い合わせが4月に前月比2倍以上に増加した。同社は初期投資を抑えたリースプランなどで、飲食店の業態転換を支援している。

同社は新たに、新車フードトラックの5年間リース契約と各種保険、開業・経営の支援サービスをパッケージ化したプラン「フードトラックONE」を始めた。料金は頭金159万円(消費税込み)、月々8万1000円(同)。購入すると450万―550万円程度かかるという。

メロウはビルの空きスペースとフードトラックをマッチングする「TLUNCH(トランチ)」を主力事業とする。緊急事態宣言後の在宅勤務増加を受け、マンション下の営業場所拡充を本格的に始めた。問い合わせが増加しており「自粛が続く中、営業再開の形を模索する姿が見受けられる」(同社)という。

日刊工業新聞2020年5月19日

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