ヘッドアップディスプレーで後方確認できるバイク用ヘルメット
ボーダーレスが開発
ボーダーレス(東京都新宿区、大野新社長)は、バイク用ヘルメットで内部のディスプレー越しに後方を確認できる「クロスヘルメット」を開発した。ヘルメット後部にカメラ、内部にヘッドアップディスプレー(HUD)を搭載し、カメラで撮影した映像を見られる。運転手が目で確認できる範囲を広げることで安全性を高める。2019年から国内販売を検討し、全国で販売代理店を募る。価格は20万円前後を想定する。
クロスヘルメットは視界の上部に半透明のHUDが入るように設計した。前方を確認しつつ、視線をHUDにずらせば、ミラーでは表示しきれない幅広い角度で後方の様子を確認できる。
近距離無線通信規格「ブルートゥース」でスマートフォン(スマホ)とも接続できる。地図などのナビゲーション情報や天気予報もHUDに映し出す。スマホに入っている音楽も聴けるという。
HUD搭載ヘルメットは海外で開発が進んでいるが、日本で販売検討に入ったのは初めてという。クロスヘルメットは海外ヘルメットメーカーと共同開発している。国内販売には道路交通法と内閣府令で定められた基準を満たす必要があり、「ヘルメットメーカーから助言を得ながら日本の法令に適合すべく商品化を進めている」(大野社長)という。
ボーダーレスは12年に設立。おもにプロダクトデザイン事業を手がけ、このほど初めて自社製品として開発した。
クロスヘルメットは視界の上部に半透明のHUDが入るように設計した。前方を確認しつつ、視線をHUDにずらせば、ミラーでは表示しきれない幅広い角度で後方の様子を確認できる。
近距離無線通信規格「ブルートゥース」でスマートフォン(スマホ)とも接続できる。地図などのナビゲーション情報や天気予報もHUDに映し出す。スマホに入っている音楽も聴けるという。
HUD搭載ヘルメットは海外で開発が進んでいるが、日本で販売検討に入ったのは初めてという。クロスヘルメットは海外ヘルメットメーカーと共同開発している。国内販売には道路交通法と内閣府令で定められた基準を満たす必要があり、「ヘルメットメーカーから助言を得ながら日本の法令に適合すべく商品化を進めている」(大野社長)という。
ボーダーレスは12年に設立。おもにプロダクトデザイン事業を手がけ、このほど初めて自社製品として開発した。
日刊工業新聞2017年12月19日