油圧拡張式コッターで金型交換を5分以下に
ニイガタ機械が開発
ニイガタ機械(新潟県三条市、山口昇社長)は、鍛造機械に金型を固定するコッターで、油圧で拡張させる新タイプを開発した。金型交換作業時間が5分以内と、ハンマーによって打ち込んで固定する従来方式の6分の1以下に短縮できる。価格は50万円程度を想定しており、9月をめどに発売する。
コッターはテーパー形状で、通常、鍛造機械と金型の隙間に打ち込むことで固定する。ニイガタ機械が開発したコッターは、鍛造機械と金型の隙間に差し込み、加圧によってコッターを拡張させて固定する。
従来の打ち込み方式では、力が入りすぎて鍛造機械の部品や金型の破損につながるケースがあった。金型交換に要する時間も1回当たり30―40分が必要で、交換の度に生産ラインが停止するといった難点があった。これに対して、新開発のコッターは全体を膨らませて固定する方式を採用しており、鍛造機械の部品や金型が傷まない。
コンベヤーによる金型の移動や打ち込み作業が不要となり、1回の金型交換時間が5分以内と大幅に短縮できる。固定する際の圧力をあらかじめ設定しておけるため、作業者によってバラつきが発生することもない。
コッターはテーパー形状で、通常、鍛造機械と金型の隙間に打ち込むことで固定する。ニイガタ機械が開発したコッターは、鍛造機械と金型の隙間に差し込み、加圧によってコッターを拡張させて固定する。
従来の打ち込み方式では、力が入りすぎて鍛造機械の部品や金型の破損につながるケースがあった。金型交換に要する時間も1回当たり30―40分が必要で、交換の度に生産ラインが停止するといった難点があった。これに対して、新開発のコッターは全体を膨らませて固定する方式を採用しており、鍛造機械の部品や金型が傷まない。
コンベヤーによる金型の移動や打ち込み作業が不要となり、1回の金型交換時間が5分以内と大幅に短縮できる。固定する際の圧力をあらかじめ設定しておけるため、作業者によってバラつきが発生することもない。
日刊工業新聞2017年7月28日