三重大が伊賀市に忍者の国際研究拠点
学会設立も視野
三重大学は、「忍びの里」として知られる三重県伊賀市に「国際忍者研究センター」を開設した。駒田美弘学長は同市で記者会見し、「あまり学術対象になってこなかった忍者や忍術を体系付け、学問としての忍者を本物にしていきたい」と述べた。2018年2月には国際忍者学会の設立を計画している。
センターには三重大の研究者4人が所属し、うち1人が常駐。忍者に関する古文書や、忍者をテーマにした漫画、小説、映画などの資料を収集し、調査研究を行う。集めた資料は将来、センターで一般公開する方針。
同大は17年10月から学部と大学院に忍者関連の授業を新設する。伊賀市での集中講義も検討している。初代センター長に就任した人文学部長の安食和宏教授は「伊賀から世界に情報発信し、国際的な研究ネットワークをつくっていく」と意欲を示した。
センターには三重大の研究者4人が所属し、うち1人が常駐。忍者に関する古文書や、忍者をテーマにした漫画、小説、映画などの資料を収集し、調査研究を行う。集めた資料は将来、センターで一般公開する方針。
同大は17年10月から学部と大学院に忍者関連の授業を新設する。伊賀市での集中講義も検討している。初代センター長に就任した人文学部長の安食和宏教授は「伊賀から世界に情報発信し、国際的な研究ネットワークをつくっていく」と意欲を示した。
日刊工業新聞2017年7月6日