ノンアルビールをジョッキ飲みでいけますか?
サントリービールが料飲1万店に提案
サントリービールはビール風味の炭酸飲料(ノンアルコールビール)「オールフリー」を、レストランや料亭といった料飲店に浸透させる。氷でしっかり冷やす飲み方を提案しつつ、販路を広げる。7月末までに全国のスーパーなど計4000店で店頭試飲会を開くほか、計1万店規模の料飲店にジョッキメニューなどを提案する。ビールに比べ取り扱いが少なかった料飲店に定着を狙い、販売を底上げする。
ビールの消費量は酒類好みの多様化を背景に停滞しており、6月に始まった小売りの安売り規制強化によって、さらにマイナス幅が広がっている。ノンアルコールビールはアルコールを含まないため、店頭や街頭で試飲を展開しやすい。
サントリービールの主力ビール「ザ・プレミアム・モルツ」は、料飲店向けに強い。同社はオールフリーを新たに扱う店舗が増えれば、ビールを含めた全体の売り上げも増やせると見る。ビール類の需要が最も高まる夏に拡販することで、ノンアルビールの消費を盛り上げる。
オールフリーは5月中旬、製法を見直して中身を刷新済み。うま味成分を増量し飲んだときに感じる“麦芽感”を高めた。この特徴が生かせるよう、しっかり冷やす飲み方を提案する。家庭の冷蔵庫で冷やす場合の温度は5度C前後だが、氷を入れ2度C前後まで冷やすことにより、キリリとした味わいになるという。製法改良により、氷を入れても薄まって味が落ちない点も訴求する。
ビールの消費量は酒類好みの多様化を背景に停滞しており、6月に始まった小売りの安売り規制強化によって、さらにマイナス幅が広がっている。ノンアルコールビールはアルコールを含まないため、店頭や街頭で試飲を展開しやすい。
サントリービールの主力ビール「ザ・プレミアム・モルツ」は、料飲店向けに強い。同社はオールフリーを新たに扱う店舗が増えれば、ビールを含めた全体の売り上げも増やせると見る。ビール類の需要が最も高まる夏に拡販することで、ノンアルビールの消費を盛り上げる。
オールフリーは5月中旬、製法を見直して中身を刷新済み。うま味成分を増量し飲んだときに感じる“麦芽感”を高めた。この特徴が生かせるよう、しっかり冷やす飲み方を提案する。家庭の冷蔵庫で冷やす場合の温度は5度C前後だが、氷を入れ2度C前後まで冷やすことにより、キリリとした味わいになるという。製法改良により、氷を入れても薄まって味が落ちない点も訴求する。
日刊工業新聞2017年6月30日