伊藤忠、デニムで出勤OK!
金曜日は「脱スーツ・デー」
伊藤忠商事は、毎週金曜日をデニムなどの着用も認める「脱スーツ・デー」とし、16日から始めた。三越伊勢丹と協力し、各ビジネスユニットごとのTPOに応じたドレスマナーを策定。6月中に社員の中から男女10人を選出し、伊勢丹新宿本店のスタイリストがそれぞれに専属で付いてトータルコーディネートを行うなど、社員に向け着こなしを提案し、啓発する。
伊藤忠は1995年からカジュアルフライデーを始めたが、近年はクールビズとの差異がないことなどから、岡藤正広社長が名称を決めるなど、先頭に立ってプロジェクトを推進する。「着るもので、働く姿勢を表現する」というコンセプトの下、「朝型勤務」「健康経営」に続く、働き方改革の一つとして、取り組む。
ジャパンブルー(岡山県倉敷市、真鍋寿男社長)は、洗濯時に色落ちや色移りしにくく、従来と比べ2・5―3倍の耐摩耗強度で破れにくいデニム素材「SHIN・DENIM(シン・デニム)」を開発した。関西高等学校(岡山市北区)に、国内初めてのデニム学生服生地として採用された。
同校の冬服ブレザー生地に使用し、2018年4月入学の新1年生から順次着用される予定だ。価格は未定。
ジャパンブルーは国産の価値が高いヴィンテージジーンズを手がける。「シン・デニム」は原料綿の選定や染料、染め方の工夫により、色の落ちにくさや強度を高めた。家庭用洗濯機で丸洗いできるという。
関西高校は男子校で10月に創立130周年を迎えるのを機に、制服の変更を検討してきた。岡山県の地場産業であるデニムに着目し、ジャパンブルーに相談したところ、同社が研究していた色落ちしにくいデニムを使った商品化が決まった。
伊藤忠は1995年からカジュアルフライデーを始めたが、近年はクールビズとの差異がないことなどから、岡藤正広社長が名称を決めるなど、先頭に立ってプロジェクトを推進する。「着るもので、働く姿勢を表現する」というコンセプトの下、「朝型勤務」「健康経営」に続く、働き方改革の一つとして、取り組む。
日刊工業新聞2017年6月15日
国内初、デニムの制服
ジャパンブルー(岡山県倉敷市、真鍋寿男社長)は、洗濯時に色落ちや色移りしにくく、従来と比べ2・5―3倍の耐摩耗強度で破れにくいデニム素材「SHIN・DENIM(シン・デニム)」を開発した。関西高等学校(岡山市北区)に、国内初めてのデニム学生服生地として採用された。
同校の冬服ブレザー生地に使用し、2018年4月入学の新1年生から順次着用される予定だ。価格は未定。
ジャパンブルーは国産の価値が高いヴィンテージジーンズを手がける。「シン・デニム」は原料綿の選定や染料、染め方の工夫により、色の落ちにくさや強度を高めた。家庭用洗濯機で丸洗いできるという。
関西高校は男子校で10月に創立130周年を迎えるのを機に、制服の変更を検討してきた。岡山県の地場産業であるデニムに着目し、ジャパンブルーに相談したところ、同社が研究していた色落ちしにくいデニムを使った商品化が決まった。
日刊工業新聞2017年6月14日