JR西日本が導入、最新の線路診断システムはイタリア製だった!

車上での画像分析は国内初。将来は北陸新幹線にも展開

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メルメック製のシステム
 JR西日本は10日、軌道状態を車両走行時に自動検査する線路設備診断システム(写真)を9月から試行導入すると発表した。車上で画像分析と要整備箇所の検知を備えるシステム導入は国内初という。検査の作業効率を上げ、安全性を高める。山陽新幹線の軌道で試験運用し、4、5年後の実用化を予定する。

 イタリアのメルメック製で、投資額は約7億円。保守用の動力車でけん引し、時速50キロメートルで測定する。従来は係員が軌道上を歩き目視検査していた。

 将来は北陸新幹線や在来線への展開も計画。来島達夫社長は「現行の検査品質を担保し、列車の安全性を向上したい」と述べた。

 同システムでは、軌道検査測定装置が車両の左右と中央に3台設置したカメラからレール表面やレール止め金具を含む軌道全体を撮影し測定。同時に継目板検査装置が左右各2カ所の4台のカメラからレール側面の継目板を測定する。

日刊工業新聞2017年5月11日

COMMENT

明豊
デジタルメディア局
局長

メルメックという会社を知らなかったのでちょっと調べたらなかなか良い技術を持っていそう。運行管理が厳しいと言われているスイス国鉄にシステムが採用されたり、世界でも実績を積んでいる。最近は宇宙関連にも進出しているそうで要チェック。

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JR西日本

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