たかがトイレ、されどトイレ。消臭機能に子どもが楽しく行けるものまで
アイカ工業、トイレブース事業拡充
アイカ工業は、トイレブース事業を拡充する。表面材に消臭機能を持つタイプを投入したほか、子どもが楽しくトイレに行けるようなデザインの「まなブース」を発売した。高付加価値製品投入で顧客を開拓する。トイレブース事業の現在の年間売上高は数億円。新製品は初年度に、計1億6000万円の売上高を見込む。事業全体で大幅に売上高を増やす。
消臭仕様は同社で売れ筋のトイレブース「ピュアコアブース」に追加した。表面のメラミン化粧板に金属塩を成分とする消臭剤を混ぜ、においの成分が消臭剤に接触して化学吸着し消臭する。価格は通常仕様より15%高く設定した。既存製品の壁面材「セラール」にも同様の消臭仕様があり、トイレブースとの組み合わせで消臭効果アップにつながる。まなブースは子ども向けに扉の内外に動物や風景のデザインを描く。
商業施設などでは、トイレのにおい対策強化が利用者の満足度向上につながる。また、子ども向けブースは待機児童解消のための保育園増設、企業内保育所の新設などで、需要が見込まれる。
消臭仕様は同社で売れ筋のトイレブース「ピュアコアブース」に追加した。表面のメラミン化粧板に金属塩を成分とする消臭剤を混ぜ、においの成分が消臭剤に接触して化学吸着し消臭する。価格は通常仕様より15%高く設定した。既存製品の壁面材「セラール」にも同様の消臭仕様があり、トイレブースとの組み合わせで消臭効果アップにつながる。まなブースは子ども向けに扉の内外に動物や風景のデザインを描く。
商業施設などでは、トイレのにおい対策強化が利用者の満足度向上につながる。また、子ども向けブースは待機児童解消のための保育園増設、企業内保育所の新設などで、需要が見込まれる。
日刊工業新聞2017年4月25日