全方向の風で発電する小形風車
NTNが実証実験
NTNは独自の翼形状を採用した「小形風車」の実証実験を、いわたエコパーク(静岡県磐田市)で始めた。運転制御関連のデータを採取し、製品の信頼性向上に結びつける。同風車は2018年春の市場投入を目指している。
同社は風力や水力などの自然エネルギーを活用する複数の機器開発を進めており、新規の「自然エネルギー事業」で、25年度に売上高500億円を計画している。
実証するのは、独自の垂直翼を採用した全高19・5メートル、翼長7メートル、出力10キロワットの風車。強風下でも風切り音がほとんど発生せず、どの方向から吹く風も受け止め、効率的な発電を行える。
実証では風速に対する回転数の制御条件やブレーキ制御条件、長期間連続運転時の耐久性などのデータを採取する。
新規の自然エネルギー事業では昨夏に太陽光と風力発電を併用した「ハイブリッド街路灯」を発売。さらに用水路の壁面に置き発電する「マイクロ水車」の月内投入も予定している。
同社は風力や水力などの自然エネルギーを活用する複数の機器開発を進めており、新規の「自然エネルギー事業」で、25年度に売上高500億円を計画している。
実証するのは、独自の垂直翼を採用した全高19・5メートル、翼長7メートル、出力10キロワットの風車。強風下でも風切り音がほとんど発生せず、どの方向から吹く風も受け止め、効率的な発電を行える。
実証では風速に対する回転数の制御条件やブレーキ制御条件、長期間連続運転時の耐久性などのデータを採取する。
新規の自然エネルギー事業では昨夏に太陽光と風力発電を併用した「ハイブリッド街路灯」を発売。さらに用水路の壁面に置き発電する「マイクロ水車」の月内投入も予定している。
日刊工業新聞2017年4月12日