乳製品で「家飲み」需要取り込む

雪印メグミルク、チーズやヨーグルト使った低カロリーおつまみ提案

 雪印メグミルクは自宅でお酒を楽しむ“家飲み”の需要取り込みを狙い、チーズなどの乳製品を拡販する。15日に千葉市美浜区の幕張メッセで開幕する総菜の見本市で、チーズやヨーグルトを活用したおつまみメニューを提案するのをはじめ、スーパーの店頭でも同様の施策を展開する。おつまみ向けチーズなどは2015年から力を入れており、成長市場と見る家飲み需要を深耕し売り上げ増加につなげる。

 お酒やおつまみといった家飲みの関連市場は、消費者の節約志向や官民が後押しする働き方改革の動きなどを背景に伸びている。雪印メグミルクは強みの乳製品で攻勢に出る。

 同社は家飲みの酒類で、カロリーオフやプリン体ゼロなどをうたう機能性商品が伸びていることに着目。健康に気を使って糖質オフの商品を飲んでも「おつまみが高カロリーであれば無意味」(雪印メグミルク)。チーズなどの乳製品はから揚げなどの揚げ物より、低カロリーで高たんぱくという。この特徴を販売促進に生かす。

 幕張メッセで開かれる見本市「デリカテッセン・トレードショー2017」では、「ヨーグルトの生ハム巻き」や「お揚げのピザ」など、通常の商品より低カロリーのメニューを提案する。小売り店頭ではポスターや実演でアピールし、消費者に低カロリーで高たんぱくといった点の浸透を狙う。「とろけるチーズ」や「スライスチーズ」などの拡販につなげる。

 おつまみ商品は15年に、「ベビーチーズ」ブランドの「わさび味」や「うまみ味」を発売。16年に「雪印北海道100さけるチーズ とうがらし味」を刷新し、辛さを増大した。わさび味は同ブランドの中でも売り上げ上位で、さけるチーズも販売は好調という。

日刊工業新聞 2017年2月10日

斉藤 陽一

斉藤 陽一
02月11日
この記事のファシリテーター

 同社の「6Pチーズ」には、週末を中心にいつも大変お世話になっております。それにしても、文中の「(糖質オフの商品を飲んでも)おつまみが高カロリーであれば無意味」とのコメント。思わず「どきっ」とする読者も多いのではないでしょうか。私もその一人です。

この記事にコメントする

  

ファシリテーター紹介

記者・ファシリテーターへのメッセージ

この記事に関するご意見、ご感想
情報などをお寄せください。