「関西空港」使用料、初の値上げ…第1ターミナルビルを来春全面開業
関西エアポート(大阪府泉佐野市、山谷佳之社長)は、2025年4月1日に関西国際空港の第1ターミナルビルの旅客サービス施設使用料(PSFC)を引き上げる。
同ビルは現在リノベーション工事中で25年春に全面オープンすることに加え、エネルギー価格や人件費などの高騰を受けたもの。消費税引き上げによる改定を除くと初の値上げ。消費税込みの新料金は国際線出発の大人が現行比19・1%増の3310円、国際線乗り継ぎ大人が同17・9%増の660円。国内線出発・到着の大人は同27・3%増の560円。出発・到着ロビーなどのサービス提供、各種施設の整備・維持管理の費用に充てる。
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日刊工業新聞 2024年12月25日