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三菱重工が進水式、防衛省向け潜水艦「ちょうげい」の全容

三菱重工業は防衛省向け潜水艦「ちょうげい=写真」の命名・進水式を神戸造船所(神戸市兵庫区)で開いた。福田達也海上自衛隊呉地方総監、江口雅之三菱重工執行役員防衛・宇宙セグメント長ら防衛省や同社関係者を含めて約300人が出席した。

ちょうげいの建造費は約684億円で、2026年3月に引き渡す予定。基準排水量は約3000トンで、サイズは全長84・0×幅9・1×深さ10・4メートル。リチウムイオン電池(LiB)によるディーゼル電気推進で駆動し、潜水艦戦闘管理システムやソナー装置などを搭載する。乗員は約70人。

潜水艦の名称は海象(海の自然現象)や水中動物の名、瑞祥動物の名を付与することとされており、海上自衛隊の部隊などからの応募を基に検討した。ちょうげいは漢字で「長鯨」と書き、巨大な鯨を意味する。

日刊工業新聞 2024年10月07日

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