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あの映画のような雨体感できる…イワセが開発、「ショーシャンクシャワーヘッド」の仕組み

あの映画のような雨体感できる…イワセが開発、「ショーシャンクシャワーヘッド」の仕組み

「ショーシャンクシャワーヘッド」

イワセ(新潟県燕市、瀬戸光一社長)は、シャワーヘッド「ショーシャンクシャワーヘッド」を開発した。ステンレス丸棒を削り出したシンプルな形状で、内部部品が水流で高速回転して大粒の水が出る。展示会に出展したところ「どうやって作ったのかと興味を示す来場者が多くいた」(瀬戸社長)。技術力のアピールにも一役買っている。

アダプターを付け替えることでさまざまなシャワーヘッドに対応。第四北越フィナンシャルグループの子会社が運営するアンテナショップ「ブリッジにいがた」(東京都中央区)で発売した。消費税込みの価格は3万7180円。同社はステンレス、鉄、樹脂などの旋盤加工を手がけ、ホビーや医療機器、半導体製造装置部品など細かな加工が得意。ショーシャンクシャワーヘッドは従業員が加工機を用いた自社製品の開発を思い立ち、会社を挙げて製品化した。考案した従業員の好きな映画になぞらえて、大粒の雨を浴びるような感覚のシャワーヘッドに仕上げている。

日刊工業新聞 2024年07月15日

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